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第 32 回 Fiona Gachallan 先生インタビュー


カナダ・日本・イギリス・アイルランドの 4 カ国で教えました!

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Fiona Gachallan 先生インタビュー

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They don't have that pressure to get into the high school. So you know, they're, they're days, you know, typically it's, you know, nine to three, and not a lot. OK when we're comparing the two schools more kids are involved in extracurricular activities in Japan. And the, umm, kids here, like they have lots, there are lots of opportunities, lots of different activities and lots of kids do get involved, but for the most part, I believe more, you know, Japanese kids are involved in those, in those activities. So I'm not going to say that it's kids here have a ( ) ( ) ( ) ( ) but I, you know, the same time I think kids in Japan are better ( ) ( ) ( ) ( ) they're involved you know they're doing things, they're involved in sports, you know, I mean a lot of kids here will just go home

上の文章を完成させて解答を support@manabi.stまで送ってください。正解者先着 3 名さまに Fiona 先生の無料レッスン 1 回をプレゼント! (締め切りは 12 月 10 日です。)

大塚「Fiona、元気?」
Fiona「元気ですよ!」
大塚「MANABI.st で教え始めて 2 回レッスンを行ったと思いますがどうでした?」
Fiona「2 人ともモチベーションが高く、素晴らしい方々でとても楽しかったです!」
大塚「それは良かった! MANABI.st は先生にとっては常にお客様に評価され、大変かと思いますが Fiona (フィ・オー・ナと発音) だったら少したてば人気が出てくると思うので頑張ってね!」
Fiona「ありがとう!」
大塚「それではインタビューをはじめましょう。このインタビューを私は『Over the Coffee Interview』と読んでいまして喫茶店でコーヒーを飲みながらざっくばらんに Fiona について聞いていくというスタイルと取っています。読者の皆様により Fiona について理解してもらおうと根掘り葉掘りきいちゃいますので率直に答えてくださいね (笑)!」
Fiona「OK (笑)! 何でも聞いてよ!」
大塚「了解! Fiona はアジア系 カナダ人? 名字の Gachallan がどうしてもアジアっぽくじゃない気がするんだ(笑)。それよりこれ、どのように発音するの?」
Fiona「『ガッ・チャー・レン』と発音します (笑)。Masa の言う通り、ヨーロッパ系のにもありそうな名字でイギリスに住んでいた時は『ヨーロッパのどこ出身?』なんて良く聞かれました。でも両親の出身はフィリピンです。」
大塚「Fiona は カナダ 生まれ?」
Fiona「そう! 父は 20 代後半の頃、仕事で バンクーバー に来て、母は当時父を追っかけて以来、ずっとこちらで暮らしています。私は バンクーバー 生まれの バンクーバー 育ちです!」
大塚「なるほど。兄弟はいるの?」
Fiona「7 つ上の兄と 6 つ下の弟がいます。」
大塚「すごい離れているね (笑)。私は 1 歳年上の兄がいますので毎日のように取っ組み合いの喧嘩しましたが、それだけ離れている環境って想像できないな〜。」
Fiona「うん。兄はあまりにも離れているので別次元の人でしたね (笑)。私が小学生の頃、高校生、大学生になっていったでしょ。でも年の離れた弟というのはいいもんですよ。Boss Around (子分扱い) できるからね (笑)。そういった意味では私は "mean sister" だったかもしれませんね (笑)。」
大塚「そんなことないでしょう! 小さい頃から外国に関心があった?」
Fiona「Traveling は好きだったけどそのほとんどが アメリカ でね。10 歳の頃フィリピンにいったのですがあまり覚えていない (笑)。」
大塚「10 歳で覚えていない??」
Fiona「I know, I know (笑)。でも本当に覚えていないんだ。」
大塚「でもそんな Fiona は大学を卒業して数年後に日本で Assistant Language Teacher (ALT) として英語を教える事になる?」
Fiona「まあね。フィリピンでは目を大きく開けたまま生まれた子供は Traveler になるという言い伝えがあるんですよ。」
大塚「えっ? Where did that come from (笑)?」
Fiona「よくわかんないのよ (笑)。ただ小さい頃から『お前は目を大きく開けたまま生まれてきた子だからきっと世界中を旅する』といわれながら育ったので私にとっては必然だったかもしれませんね。」
大塚「Interesting! でも何で日本? 同じアジアの国だったら韓国、中国でもよかったんじゃない?」
Fiona「う〜ん。。。韓国、中国は全く考えなかったな。」
大塚「ではどうして日本?」
Fiona「『これ!』という理由はありませんが、15 歳のころに日本から Masumi という交換留学生が私の通っていた中学校に来てね。当時日本についての知識は全くといっていいほどなかったんですが Masumi とは本当にウマがあってね。ものすごい仲良くなりました。彼女が帰国する時なんかもう大泣きですよ (笑)。」Fiona Gachallan 先生
大塚「そうだったんだ。Masumi は 1 年くらいそちらにいたの?」
Fiona「ううん。2 週間。」
大塚「2 週間?? 2 週間でどうやってそんな Close Relationship を築けるの (笑)?」
Fiona「子供に時間は関係ないのよ (笑)。本当に近かったんだから!!」
大塚「そうだったんだ。でもそれは 15 歳の時でしょ。Fiona が来日した時はその 10 年後。10 年も連絡を取りあっていたの?」
Fiona「いえいえ。自然と連絡を取らなくなりました (笑)。子供だったしょうがないね。Life moves on です (笑)。」
大塚「分かる分かる。私も 1977 年から 84 年までロサンゼルスに住んでいましたが当時仲の良かったアメリカ人で連絡を取り合っている人は全くいません。。。」
Fiona「でしょ〜 (笑)。」
大塚「それ以外の理由は?」
Fiona「私 Suita (MANABI.st の先生の一人) と大親友なんだ。MANABI.st を紹介してくれたのも スニタ だからね。彼女とは大学時代、同じ授業を履修したり、Teacher's College (教員大学)にも一緒に通ったりしていました。」
大塚「そうだった。Fiona は スニタ の紹介でしたね。」
Fiona「うん。その スニタ が私より 1 年先に JET プログラムの一員として日本で教え初めてね。"Japan is wonderful! You got to come over here and teach!" というもんだからフィリピンの言い伝えを守り (笑)『行こう!』という感じでね。」
大塚「当時、日本についての知識は?」
Fiona「まったくなし! こっちでよく食べに行く『日本食大好き!』というくらいのレベル。」
大塚「そんな Fiona はプロフィールの『一番好きな日本食は?』欄に『そば!』と書いているのをみて思わず笑ってしまいました。大部分の先生はお『好み焼き、お寿司』と書いている中、何故かおそば (笑)??」
Fiona「それは Masa は本当に美味しいおそばを食べた事がないからよ (笑)! 鹿児島県のおそばは最高なんだから!!」
大塚「そういわれると弱い。。。そうかもしれないね (笑)。一番好きなおそばは何?」
Fiona「キムチそば!」
大塚「キムチそば?? そんなの聞いた事ないよ (笑)。」
Fiona「でも本当に美味しいんだから!! あ〜、日本に行きたくなっちゃったよ。食べたいな〜、キムチそば。」
大塚「そうしたら今年中に私がキムチそばを食べに行って写真を送るよ。」
Fiona「是非是非!!」
大塚「話を戻しましょう。2002 年に JET プログラムの一員として来日するわけですが日本に来て一番のカルチャーショックは?」
Fiona「カルチャーショックよりもものすごいショックというか大事件があったのでまずその話をしていい?」
大塚「何だか面白そうだね!」
Fiona「前に Masumi の話をしたじゃない?」
大塚「うん。15 歳の時の交換留学生でしょ。」
Fiona「そう。彼女、日本に帰る前にお土産をくれてね。ちょうど荷造りをしていた時に、そのお土産が出てきてね。中にハンカチが入っていました。『日本は暑い』って聞いていたから『ちょうどいい。これを持って行こう』と荷物の中に入れたんですよ。」
大塚「それで?」
Fiona「来日すると新任 JET の先生は新宿にある京王プラザホテルに泊まるんだけど、他の JET 達とご飯を食べに行こうとロビーを歩いていたら。。。」
大塚「まさか??」
Fiona「そう! Masumi とすれ違ったんですよ。」
大塚「すれ違った?? そんな話ありえないよ!」
Fiona「もうお互いびっくり。Masumi は京王プラザホテルで働いていてね。お互い叫び、抱き合って泣きました。」
大塚「東京では知り合いが同じ電車に乗ってもあまりにもまずまず気付かないんですよ。カナダ で 2 週間だけ一緒になって、しかも 10 年後に新宿のホテルですれ違う確率なんて宝くじに当たると変わらいよ。」
Fiona「そう! それは FATE (運命) です。」
大塚「その時ハンカチ持っていた?」
Fiona「もちろん。それがさらに Spritual に感じるんですよ。本当に不思議な体験でした。」
大塚「Fiona は鹿児島県の川内市に配属されましたよね。どこの学校で教えたの?」
Fiona Gachallan 先生
Fiona「いろいろと周りましたが川内中学校がメインでした。」
大塚「来日前に カナダ でも Substitute Teacher (代替先生) として数年間教えていましたよね。日本と カナダ の教育システムで感じた一番の違いは?」
Fiona「そうですね。やっぱり生徒数かな。カナダ では 1 クラス 30 名だったんですが日本は 40 名。10 名も多い全然違うんですよね。授業前の準備から授業中の集中力などで。。。慣れるまで大変でした。」
大塚「なるほどね。日本の中学生と カナダ の中学生の違いは?」
Fiona「そうですね。日本の中学生の方がプレッシャーが多いと思います。授業→部活→塾とね。あれほど忙しい中学生はみたことがない。カナダ の中学生は午後 3 時を過ぎれば皆自由でテレビゲームをやったりのんびり育ちますからね。」
大塚「日本の中学生は疲れていると?」
Fiona「そう! 授業中に寝ている生徒がいてね。あれは カナダ では絶対にないのよ。はじめは本当に信じられなかったが、生徒のスケジュールを考えるとある程度はしょうがないと最後は割り切っていました (笑)。」
大塚「私も授業中、良く寝ていたな。当時学校の授業と受験勉強は全く違うものと割り切っていたのであまり抵抗なかったかな (笑)。」
Fiona「でもダメよ! そんなことをしたら。。。」
大塚「は〜い先生! 反省しております (笑)! Fiona は 1 年で帰ってしまいますよね。どうして?」
Fiona「本当はもっといたかったんだけどね。ただ、彼氏が。。。」
大塚「彼氏? 彼氏はどこにいたの?」
Fiona「アイルランド。」
大塚「アイルランド?? それまたどこで知り合ったの?」
Fiona「2001 年から 7 ヶ月間オーストラリアに Working Holiday に行った時に知り合いました。当時彼も仕事で来ていてね。私が日本行きを決めた時期に彼もアイルランドに帰ったんだ。」
大塚「それだったら電話代、馬鹿にならなかったでしょ。」
Fiona「それは聞かないで (笑)! 考えられない金額でした。。。」
大塚「やはり 1 年が限界だった? 彼よりも日本を選んだからね。」
Fiona「そう! そこでとりあえずアイルランドに近づこうとロンドンに行きました。」
大塚「ロンドン? ロンドンで仕事を探すのは大変なんじゃないの?」
Fiona「そんな事はないよ。イギリスは今深刻な先生不足に悩んでいてね。高校で半年教え、小学校で半年教えました。」
大塚「ちゃんとブリテッシュ・アクセントで話した (笑)?」
Fiona「いえいえ (笑)。でも Canadian Accent を小学生は喜んでね。ただいつも子供達に "What are you doing here?" って聞かれました。」
大塚「1 年後にアイルランドにようやくいきましたよね?」
Fiona「そう。アイルランドは労働ビザを取るのが本当に難しくてね。EU に加盟してから EU の国の出身者でないとなかなかビザがでないのよ。また先生としてやっていくには現地の GAELIC という言語を教えられなければならない。」
大塚「仕事はどうしたの?」
Fiona「Substitute Teaching (代替教員) であれば現地の言葉が分からなくても大丈夫だったので週に 2 〜 3 日、Substitute Teaching をしながら午後 2 時半から薬局でアルバイトをしていました。」
大塚「どうして カナダ に戻ったの?」
Fiona「それが 1 年でビザが切れてしまい、泣く泣く戻ったんですよ。」
大塚「今でもその彼氏とは続いているの?」
Fiona「もちろん! でも距離が離れていると難しい。。。」
大塚「それ以上は聞きません (笑)!」
Fiona「それ以上聞かれるとカウンセリングセッションになっちゃうからね (笑)。」
大塚「それはまずい! 至急話を変えましょう (笑)。そもそもどうして先生になろうと思ったの?」
Fiona「小さい頃は女優になりたかったんだけどね (笑)。大学の頃も何をやろうか決まってなかったんですよ。」
大塚「それがどうして?」
Fiona「19 歳の時、ボランティアである学校のヘルプとして入ってね。この学校は問題を抱えている生徒が多く、問題のある生徒には面倒を見るボランティアが一人つくという仕事でね。その時私が担当したのが 9 歳の里子に出された子でして、集中力のない子でね。授業中に良く教室を飛び出したり奇声を上げたりと本当に苦労しました。」
大塚「それで?」
Fiona「ある日、その子がいつものように授業中に教室を飛び出しましてね。それで階段を上り、手すりの上にあがって飛び降りるふりをしましてね。本人はふざけていたんでしょうけど、正直、心臓が止まりそうでした。」
大塚「信じられない!」
Fiona「そう。その時に必死に止めたのがその子に響いたのかどうかわかりませんが、手すりを降りて笑いながら戻ってきた時に厳しく叱りましてね。その時に心を少し開いてくれたんですよ。」
大塚「心を開いてくれたというと?」
Fiona「里親や学校を気に入らないが私のことは好きだとかね。その後も大変でしたが小さい事から一緒にやってくれるようになりましてね。それが本当にうれしくてね。何だかその子の人生にインパクトを与えていると感じたんですよ。先生になろうと思ったのはこの時です。」
大塚「素晴らしいですね。日本には若い頃にボランティアできる機会というのはなかなかないので、ボランティアを通じて自分のやりたい事を見つけたという話を聞くと羨ましいと思う反面、日本でも若い頃からボランティア活動が出来るような制度を作らなければと思います。」
Fiona「そうですね。」
大塚「Fiona の現在の仕事について教えて下さい。」
Fiona「OK! 現在はまた Substitute Teaching (代替教員) をしています。小中高とほぼ毎日所属している学区の担任の先生の穴埋めをしています。」
大塚「いつも不思議に思っていたんですが、日本に Substitute Teaching という制度はありませんよね。これ、非常に良く出来ている制度だと思うんですが、どうして日本にはないんですかね? 私が生徒だった頃、学校の先生が休んだという記憶はありません (笑)。今考えると風邪をひいても無理してきていたんだろうな。」
Fiona「これ、私も違和感がありました。どうしてでしょうね?」
大塚「本当に不思議です。。。Fiona は今後どのようなキャリアを積んでいきたいの?」
Fiona「そうですね。短期的目標としては高校で ESL を教えたいですね。長期的には一番の理想は 5 年後に引退してビーチでのんびりと暮らしたい (笑)!」
大塚「それは誰でもそう思うよ (笑)!」
Fiona「まじめに言えば、少し別の分野も Explore したいですね。例えば IT を教えるとか国、市で働き教育制度の立案をするとか。。。」
大塚「なるほど! 是非夢を実現してくださいね!! 最後にこれを読んでいる方々にメッセージをお願いします。」
Fiona「Aim for success, not perfection. Keep a positive attitude and I'm looking forward to helping you achieve your goals. Good luck!」
Fiona Gachallan 先生

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