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第 1 回 Matthew Vetrini 先生インタビュー


目指せデイブ・スペクター!?

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Matthew Vetrini 先生インタビュー

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大塚「Matt、こんにちは! この度 MANABI.st の月一恒例で先生インタビューという特集記事を始めることになり、第一回目としてあなたを取り上げることになりました。早速自己紹介をお願いします。」
Matt「Masa、僕を取り上げてくれてありがとう! 早速簡単な自己紹介をします。私が初めて日本に留学したのは高校生のときで 1990 年から 1991 年の間、京都西高校に在籍していました。当時私は アメリカ で通っている高校が合わなく、多少のいじめに合い (笑)、何とか国外脱出を試みていたところ、Rottary Club 主催の日本留学プログラムのことを知り、飛びつきました!!」
大塚アメリカ にもいじめがあるのですか?」
Matt「やはり人気がある人とない人の差は激しく私は残念ながら人気のない部類に入っており、元来目立ちたがり屋の性格の私としては耐えられなかった (笑)」
大塚「日本はどうでしたか?」
Matt「最高でした!! 16 歳でヒゲを生やしていたためかもしれませんが、何だか突然地元で Mini Celebrity (ちょっとした有名人) になり、また、ホスト・ファミリーにも自由奔放にさせていただき、本当に楽しかった!! 性格が 180 度変わったような気がします。特に当時テレビで活躍していたデーブ・スペクターを見て、『これだ!』と思いましたね。」
大塚「デーブ・スペクター?」
Matt「日本語がペラペラな外国人というだけであれだけ有名でお金持ちになれるなんて、私にとっては本当に新鮮で将来デーブ・スペクターのようになりたいと心に誓ったのを覚えています!!」
大塚「それが何で今、通産省に働いているのですか?」
Matt 「まあまあ、そんな焦らずに。。。まだ高校生の話ですよ! 1991 年留学の期限が切れ、強制的に アメリカ に戻されたんです。その後、Indiana にある大学へ入学し卒業を目前に控えて、何とか日本に戻るチャンスを探していたところ、JET (当時外務省主催の JET (Japan Exchange Teachers)) プログラムについて知り、飛びつきました。1995 年に再来日し、鳥取県に配属され 2 年間、地元の国公立の中学高校並びに子供からお年寄りまで英語を教えていたんですよ。鳥取県では日本語がペラペラで読み書きまで出来、日本文化に詳しいガイジンとしてちょっとした有名人でしたよ。」
Matthew Vetrini 先生インタビュー

大塚 「その後どうされたのですか?」
Matt 「約 2 年間、鳥取県で教えて大阪でウェブ・プログラミングのコンサルタントをする傍ら英語を教えていました。約一年間大阪にいたのですがそこで現在の妻 (日本人) に出会い、結婚を決意、日本に永住しようと思ったのですが アメリカ にいる家族の都合で戻ってこざるを得なくなったんです。」
大塚 「そうだったのですか。米国 に戻ってどうされたのですか?」
Matt 「とにかく教えるのが好きで英語の先生になろうと思いました。ここら辺からデーブ・スペクターの夢は諦めましたね (笑)。大学院に通い、教師の免許を取り、教育実習生として アメリカ の中学校で教壇に立ったのですが、隣の学校で発砲事件が起きるなど怖くなって教師になるのを辞めました。。。いつ殺されるかいつもビクビクしていましたよ (笑)。現在は通商産業省の ニューヨーク 支局で研究員として働いています。」
大塚 「デーブ・スペクターにあこがれ、現在はお堅い通商産業省に勤務とは大変ユニークなライフストーリーですね (笑)。次にあなたの MANABI.st における英語教育方針についてお聞かせ下さい。」
Matt 「OK! 何でも聞いてよ!!」
大塚 「どうして日本人は英語、特に英会話の苦手意識が強烈だとお考えですか?」
Matt 「それは、日本文化並びに日本の英語教育システムに問題があると思う。どうも日本人は間違いを犯すことは恥ずかしいことだと、小さいころから育てられまた体験している為、間違いを恐れずにしゃべることができない。また、日本の英語教育のシステムもほとんどが読み書きに終始しており、実際に聞く・しゃべるトレーニングを積んでいない。だから完璧に準備ができていなければ話そうとしない。でもそれはおかしい。例えば運転免許を取るとき、いくら自動車の仕組み、運転の仕方を理論で学んでも実際に実地訓練で失敗しながら覚えないとちゃんと覚えられないよね。英語も同じことです。間違いを恐れるからうまくならないのです! Don't try it, just do it!」
Matthew Vetrini 先生インタビュー

大塚 「いい言葉ですね。言い換えれば英語は頭で覚えるのではなく体で覚えるものなのですね。」
Matt 「その通り! 使って使ってはじめて浸透していきます。特に私が実際に MANABI の生徒に教えていると、単語が分からなく辞書をめくっている音が良く聞こえてきます。私は生徒に言います。『辞書はしまいなさい! 簡単な単語の組み合わせでいいので私に説明し、私からその言葉を引き出しなさい』と。ネイティブでもよく単語を忘れます。そのときはよく『ほら、こういうことだよ、何だっけ?』といって言葉を引き出しますよ。これが会話というものです。」
大塚 「辞書は使わせないのですか。それは本当に効果的なトレーニングですね。他に実際に授業をやって気づくことはありませんか?」
Matt 「多くの生徒、特に受験勉強で英語を徹底的に勉強した生徒に共通することですが文章の構成にこだわりすぎます。S + V + O、S + V + C など完璧に文章にし、受け答えをする為、私が突然 "Humour me" (何か面白いことを言って) とか "Let's get to the point" (はやく結論に行こう) などいうと何のことだか分からずに躊躇してしまうケースが多いですね。逆に初心者だと『なーんだそれ?』とすぐに聞き返してくれるので初心者でも教えやすい場合が多いですね。」
大塚 「要は、間違いを恐れずにとにかく単語を並べてでもいいから話す。話しているうちにどんどん流暢になるということですね。」
Matt 「そう!その通り!!」
大塚 「あなたはどのようなコースプランを提供しているのですか?」
Matt 「わたしはその生徒一人一人に応じてレッスンプランを作成するようにしています。人によって英語を学ぶ目的が違いますしね。文法を教えている生徒さんもいますよ。」
大塚 「電話で文法を教えているのですか。おもしろいですね。それでは最後にこの記事を読んでいる皆様にメッセージをお願いします。」
Matt "Let me be your guide to rediscover the joy of learning!" (私があなたの英語を学び楽しさの案内人になります!)

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