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第 2 回 Maryam Jordan 先生インタビュー


こんな時だからこそ、世界の平和について語り合おう!

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Maryam Jordan 先生インタビュー

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大塚「Hi Maryam! お久しぶりです。お元気ですか??」
Maryam「久しぶりね Masa! 元気よ!! 今日のインタビュー、楽しみにしていました!」
大塚「ありがとうございます! それでは始めましょう!! まずあなたが日本に興味を持ったきっかけを教えて下さい。」
Maryam「日本の話をする前にまず外国に興味を持ったきっかけから話さなくてはなりませんね。実は高校生からずっとアラブについて勉強していたのですよ。」
大塚「日本じゃなくてアラブ? どうしてアラブだったのですか??」
Maryam「母がジャーナリストでその頃アラブへの出張が多くお土産話を沢山持ち帰ったのが興味をもったのがきっかけかな。結局大学時代を含め 8 年間もアラブ (イスラム文化) についてずっと勉強をしていました。カイロ大学 (エジプト) にも交換留学しました。」
大塚「それはすごいですね。エジプトは危ないと聞いていたのですが怖くなかったのですか
Maryam「私、エジプト人にも見えるように思えない (笑)? そういった意味で大変温かく迎えてくれたのですよ。アラビア語も話せたから生活も苦にならなかったし本当に楽しかったですよ!」
大塚「そうですか。それでは MANABI でイスラム文化について教えるコースを持ちません? イラク問題が深刻化する今、興味のある生徒さんはいると思いますよ! 私が取りたいくらいです (笑)」
Maryam「そういう希望がありましたら是非言ってほしいと生徒の皆様にお伝え下さい!」
大塚「OK! でもどうしてその後日本に興味を持ったのですか?」
Maryam「8 年も深く勉強するとなんだか刺激が足りなくなってしまって。。。そんな中、母が日本に出張に行き、『日本文化は本当にすばらしい。』といっていたので興味を持ち始めたところ、JET の先生の募集要項を偶然見つけてアプライしたら受かったので日本に行くことにしました。実は当時の彼氏で今の主人も同時に受かったので日本行きには全く迷いはなかったですね。」
大塚「日本ではどこの配属になったのですか?」
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Maryam「大阪の豊中に 9 ヶ月、岸和田に 2 年です。」
大塚「初めて日本に来たときに何か戸惑ったことはありましたか?」
Maryam「やはりお辞儀ですね。こちらでは握手や抱合うのが普通ですから全く触れ合わない文化というのは馴染めなかったですね。でも帰る頃には人によってお辞儀の角度も自然と調整することが出来るようになり、言葉も話せましたのでもういっぱしの日本人でした (笑)」
大塚「日本での生活はいかがですか?」
Maryam「お好み焼きがほーんとおいしかった (笑)!! 週 2 回は必ず食べに行きました。人も大変温かく迎え入れてくださって。。。私は日本の大ファンです!また日本で教えることに目覚めましたね。私はどちらかというとすぐに結果が出るものが好きなのです。教え始めて英語がどんどん上達していく教え子をみて人に何かを教えることが自分の天職だと思いましたね。」
大塚「日本に 3 年いましたよね。そのまま日本に残ろうとは思わなかったのですか?」
Maryam「残りたかったのですがそろそろ家庭を持とうと考えまして。。。両親がこちら (ジョージア州アトランタ) にいた関係でやはり帰らざるを得なかった。大変残念でしたが。。。」
大塚「そうですか。帰ってどうされたのですか?」
Maryam「結婚して出産しました! その後、地元の高校で日本語を教えたりしていたのですがその間、今までの経験を生かして何が出来るかをずっと考えていました。」
大塚「非営利団体 (NPO) をご主人と起業されましたね。あなたの会社、Cornerstone International Youth Camp について教えて下さい。」
Maryam「企業理念が『Laying a foundation of peace from all over the world』でして世界中から高校生を夏に 米国 に集め、2 〜 3 週間キャンプに連れて行き、様々な活動を通じて『人生にとって何が一番大切なのか』を考えてもらいます。詳しくは http://www.cipeace.org/ を是非見てくださいね!」
大塚「すばらしいですね! どうしてこれをやろうと思ったのですか?」
Maryam「大学時代に体験した人種差別の影響ですね。GEORGETOWN 大学 (米国 でトップクラスの大学) に入学したのですが『黒人 (African American) だから入れた』(注意:米国 の大学は African American に対し、一般受験より少しだけ有利に入学できる制度があります) と陰口を随分叩かれましてね。『African American は白人と比べ一般に知性レベルが低い』などと考えている人が今でも多く、悔しくって勉強しまくりました。大学でもトップクラスの成績で合格しました。」
大塚「私も バージニア に昨年まで 2 年間留学していたのですが、人種問題は感じましたね。米国 は今でも表面化ではそのような通念があるということは肌で感じました。それがどう人生に影響したのですか?」
Maryam「『絶対にそんなことはない』と思っていた中、エジプトや日本に住んでみて、それが確信に変わったことかな。人間なんて人種によって能力に差があるわけではなく、世界中の人々が平和に共存できるということを何とか示したかった。Honesty, integrity and fair play 精神さえあれば人は人種を超えて分かり合えると。それを実践しようと Cornerstone を主人と起業しました。」
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大塚「いい話ですね。実際に何度もキャンプを開催して反応はいかがですか?」
Maryam「10 カ国以上から来た若者たちもはじめはぎこちない関係であるが、終了後には助け合い、強いチーム精神が生まれる。文化を超えた一体感が生まれ、その度に『本当にやっていて良かったな』と思います。まだまだ軌道に乗っているとはいえませんが毎日の生活を Enjoy しています!」
大塚「Maryam のファンになってしまいました! 頑張ってくださいね! 次に日本人の英語についてお聞かせ下さい。どうして日本人は英語、特に英会話の苦手意識が強烈だとお考えですか?」
Maryam「やっぱり中学から始まる英語教育の問題かな。Reading や Writing を中心にやる為、英会話に対する Exposure が極めて少ない。私は特別日本人の英語能力は低いと思いません。英会話の Confidence Level だけが低いと思っています。」
大塚「自信ですか。その通りだと思います。どのようにすればその自信を効果的に植え付けることが出来ると思いますか?」
Maryam「まず Native と話す機会を出来るだけ多く持つこと。英語の記事や電子メールを出来るだけ多く打つことかな。それが最も効果的な上達方法であると確信しています。」
大塚「あなたの MANABI での典型的なレッスン受講方法について教えて下さい。」
Maryam「まず 2 レッスンくらい Free Conversation の授業を取ってもらい、お互いを良く知るのと同時にその生徒がどこを伸ばしたいかを 1 対 1 の伝言板などを利用してじっくり話し合います。その後その生徒向けに私がレッスンプランを作成し、しっかりと教えて行きます。Practice makes perfect です! 時間をかけてじっくりやってもらえれば必ずご希望の英語のレベルまで引き上げますよ!!」
大塚「Maryam、楽しい話をお聞かせ頂き、本当にありがとうございました。個人的に Maryam は応援したいです!! 最後に生徒の皆様にメッセージをお願いします。」
Maryam「ヘレン・ケラー (1880 - 1968) が次のようなことを言っています "Life is either a daring adventure or nothing." 一度っきりの人生、一緒に冒険しましょう!!」

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