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第 27 回 Kim Chaba 先生インタビュー


先生こそ私の天職!

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Kim Chaba 先生インタビュー

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I don't think there has been any one ( ) moment, I think there has been a ( ) ( ) of so many. Like the, the example from the camp, like that ( ) experience from the camp. And… and…. um… And then like those ( ) days from the elementary schools when we had a good class and the students were walking away, um, speaking the ( ) of the day.

上の文章を完成させて解答を support@manabi.stまで送ってください。正解者先着 3 名さまに Kim 先生の無料レッスン 1 回をプレゼント! (締め切りは 6 月 10 日です。)

Kim「Hello?」
大塚「Kim、元気?」
Kim「さっきは電話に出れなくてゴメンね。ちょっとバタバタしていまして。。。」
大塚「いえいえとんでもない。今日も学校で教えていたの?」
Kim「うん。今日は中学生を教えていました。」
大塚「Kim の職業の代替教員 (Substitute Teacher) って日本にないですよね。ちょっと説明してもらえる?」
Kim「OK! 8 つの学区で合計 300 校を担当しているんだけど、こっちは各学校の (一クラスあたりの生徒の数が日本に比べ少ない為) 先生の数が日本に比べ多いんですよ。そうすると病気や家庭事情で休む先生がほぼ毎日出てきます。その休んだ先生の穴を埋めるのが代替教員で、ほぼ毎日どこかの学校で教えています。」
大塚「すると学年も科目もバラバラ?」
Kim「そう。幼稚園から 12 年生までカバーしています (笑)。昨日は小学校 2 年生で今日は中学生、教える教科も算数・社会から料理・体育まで幅広いんですよ!」
大塚「それは大変だ。その日の予定はいつ決まるの?」
Kim「前日の夜や当日の朝がほとんどかな。。。」
大塚「え〜、じゃなに? 当日の朝 6 時ごろに電話がかかってきて、『今日はこの学校でこの教科を教えてくれ』なんていわれるの?」
Kim「そう (笑)!」
大塚「それはひどい (笑)。でもいきなりこの教科を教えてくれなんていわれて対応できるの?」
Kim「ここが代替教員のうまく出来ている所でね。担任の先生は当日のカリキュラムを用意しなければいけないので私はそれに沿ってやっているだけです。」
大塚「それだったらフルタイムで教えることの方がいいのでは?」
Kim「それはそうよ! ただ、まず代替教員で経験を積んでからフルタイムの仕事にありつくというのが流れでね。」
大塚「え〜、そうなんだ。収入はどうなの?」
Kim「悪くないわよ。以前叔父のハーブティーの会社に勤めていましたがそこの 1.5 倍の収入はあります。」
大塚「ちょっと待って! 親戚がやっている会社だったら結構くれるのでは (笑)?」
Kim「親戚とはビジネスをやらない方がいいって事ね (笑)。」
大塚「な〜るほど (笑)! でも最近の生徒はどう? 恐くない?」
Kim「恐くはないけど、生徒も我々と一緒で機嫌がいい時と悪い時があって、大抵教室に入った瞬間に分かります。問題ありそうだと思ったら自己紹介をする前にビシッといってやります (笑)。」
大塚「なんて言うの?」
Kim「"I'm not going to take anything. Please be quiet and let's do some work" とかね。」
大塚「温和な Kim がそんな事を言うなんてびっくりです。」
Kim「そう? でも大抵の場合はいい生徒と悪い生徒がいるので悪い生徒向けには "Listen! If you finish this work sheet, I'll write your name up on the board in Japanese." というと皆一生懸命やります。」
大塚「えっ? 黒板に名前を日本語で書いてあげる? そんなご褒美って効果あるの?」
Kim「中学生くらいまで効果あるんですよ (笑)! みんな日本が大好きなんでね!!」
大塚「日本が大好き? どうして?」
Kim「こちらではどの学校も 7 年生の時に 2 〜 3 ヶ月必修で日本語を勉強するんですよ。日本文化は普段ゲーム等で接する機会があるので "Cool!" って感じで人気があるんです。」
大塚「7 年生の時必修ですか。それは知りませんでした。」
Kim「日本だけではないですよ。8 年生は中国、9 年生はロシアと 2 〜 3 ヶ月の集中授業があるんですよ。」
大塚「素晴らしいですね。若いうちから他国の文化に触れると視野が広がり、Diversity (多様性) を受け入れられるようになる。カナダ の教育システムは素晴らしいですね。日本は最近、小学校に英語を入れようという動きが出てきましたが、まだまだという気がします。」
Kim「そうですね。」
大塚「ところで Kim はどうして先生になろうと思ったの?」
Kim「高校時代の先生に『あなたはまじめだから先生かエンジニアになりなさい』といわれてね。その時、『両方とも嫌だ!』って思いましたけど (笑)。。。」
大塚「どうして?」
Kim「何だか固い仕事じゃない? もっと面白い仕事がいっぱいあるように思えて。。。」
大塚「なるほど。でもそれがどうして?」
Kim「たまたまなのよ。大学一年の夏休みにアルバイトで子供のキャンプの引率をやっていてね。そのキャンプ中に男子生徒と女子生徒がものすごい喧嘩をはじめたんですよ。」
大塚「どんな喧嘩?」
Kim「男の子達がある女の子に『お前はデブだ』というようなたわいもない口論からものすごい喧嘩に発展してね (笑)。」
大塚「それでどうしたの?」
Kim「どうしてうまく仲直りさせることが出来たのかは今でも不思議ですが、うまく出来たんですよ。男の子って後先考えずストレートに事実を伝える。女の子はそれに対してキャーキャー騒ぐ。同じ事実を伝えるとしても言い方というのがあるんだよということを自分でも驚くくらいうまく説明できたんですよね。言葉だけではダメでしょ。声のトーンや間の取り方なども全てうまくいったというか。。。何だか第 6 感が働いたというか不思議な感覚でした。」
大塚「それは不思議ですね。」
Kim「そう。納得してもらった瞬間、もしかして先生になると子供達の成長にすごいインパクトを与えるのでは。。。もしかして私にはその才能がある? な〜んて思えてきましてね。それで先生になるって決めたんですよ。」
大塚「すごい話ですね。でも大学を卒業して日本に来るわけですが、どうして日本? 今まで日本について全く出てこなかったような気がしますが。。。」
Kim「そうね (笑)。これも不思議で、大学に入った頃何を勉強しようか決めてなく『どうしようかな?』と思い、選択科目を紹介していたシラバスを適当にめくったら East Asian Studies の科目だったんですよ。読んでみると何だか面白そうでね。日本語・韓国語・中国語と 3 つの選択肢があったんだけど、何だか日本語が非常にロマンチックに見えてね (笑)。」
大塚「ロマンチック (笑)?」
Kim「これは Masa にような日本人には分からない感覚だと思いますけどね (笑)。日本語の響き、日本文化はその当時の私にとって非常にロマンチックに見えたんですよ!」
大塚「そうだったんだ。それで?」
Kim「日本語にどんどんのめりこんでいってね。大学時代に北海道にホームスティする機会があり、ますます日本ファンになっちゃってね。そこで日本語と先生になるという 2 つを満たす機会がないかといろいろ探していたら JET プログラムという文部科学省が主催し、日本全国の学校に英語の先生を派遣されるプログラムがあると知り、『これだ!』と思いました。日本語・日本文化について学べ、先生としてやっていけるかの適正をチェックできる一石二鳥のチャンスなんてそうはないからね。」Kim Chaba 先生
大塚「なるほど。それで JET の一員として来日するんですね。日本はどうでした?」
Kim「富山県雄山町に配属されたんですが、とにかく空港から遠い (笑)! どんどん田舎になっていって、何だか拉致されて二度とカナダに戻れないという恐怖感がありました (笑)。」
大塚「そうでしたか (笑)。ところでどこの学校を担当していたの?」
Kim「雄山町にある上崎中学校に週 3 日、他の 2 日は小学校にいっていました。」
大塚「教えるのはどうでした?」
Kim「楽しかったですよ。特に小学校は完全に任せてもらえたんで毎日どうしたらより楽しい授業ができるかばかり考えていました。」
大塚「きっと楽しい授業だったでしょうね! 休日とかはどうしていたの?」
Kim「ドライブ! ふらり旅が大好きでね。行き先は決めるんですがどの道順で行くのかはあまり決めずにね。果物狩りがあればそこに入るし、おいしそうな料理屋をみつければ食べる。勝手気ままな旅は本当に楽しい! 最長で富山県から長崎県までドライブしたんですよ (笑)。」
大塚「それはすごい。」
Kim「鳥取県で偶然日本人形の博物館を探しましてね。私、昔から世界中の人形集めをしていたんで飛び上がるくらいうれしかった。ここで買った人形は今でも宝です。」
大塚「そういえばKimはプロフィールに趣味は人形集めと書いていましたね。どんなコレクションか興味があるので写真を送ってもらえる?」
Kim Chaba 先生Kim Chaba 先生
Kim「OK!」
大塚「ありがとう。日本での一番の思い出は?」
Kim「プリクラ交換かな (笑)。」
大塚「プリクラ交換?」
Kim「そう。上崎中学校の生徒の皆といつもプリクラを交換してね。職員室の私の机はプリクラだらけで一部の先生から不評を買っていました (笑)。今でも大事にとってあります!」
大塚「Kim は 3 年間日本にいましたよね。JET プログラムは最長 3 年までですが、その後も日本に残ろうと考えなかったの?」
Kim「それは考えなかったですね。3 年間を通じて、『やはり先生こそ私の天職だ』と確信したんですが、こっちで先生になるには教職課程を終えなければならないからね。そろそろ帰って学位を取らなければと思ったんですよ。」
大塚「なるほど。それで帰ってすぐに大学に?」
Kim「それが。。。」
大塚「おっ! 何かありそうだね。」
Kim「そう! カナダ に戻ってきてすぐにあるノルウェー人の男性と知り合いましてね。彼がノルウェーに帰るというのでついていったんですよ (笑)。」
大塚「それはドラマチックだね (笑)! それで?」
Kim「そこでノルウェーで教えるというのも一つのオプションだと思っていたんだけど。。。一年後に別れましてね。こっちに帰ってきました。」
大塚「そうだったんですか。。。」
Kim「それで学位を取って今に至ります。」
大塚「なるほど。Kim の先生としての目標を教えてください。」
Kim「私は主要科目を教えるというよりは ESL と日本語の先生になりたいと思っています。こちらは移民が多いんで他国から来た子供達の生活をスムーズにさせたいし、またこちらの子供達を日本に連れて行きたい。カナダ の "In" と "Out" 両方とも手助けできるような先生になりたいですね。」
大塚「素晴らしいですね。でもどうしてそう思うようになったの?」
Kim「私、8 歳から 13 歳まで父の仕事の関係でノルウェーに住んでいたんですよ。もう帰ってきたときはいろいろな意味でびっくりしましてね。だからこそ、こっちにはじめてきた子供の気持ちが分かるというか。。。日本にも住んで新しい文化に触れる喜びも知っている。だからこそ、このようなことが出来ると思っているんですよ。特に 2006 年からの学校指導要綱改正に伴い小学校 4 年生から第 2 外国語が必須になるんで、これからますます楽しみです。」
大塚「Kim はきっといい先生になるんでしょうね! 頑張って夢を実現してくださいね!」
Kim「ありがとう。」
大塚「話は少し変わりますが、Kim の MANABI.st のレッスンについて心がけていることなど教えて下さい。」
Kim「OK! 私は特別な要望がない限り出来る限りその場で英語は直さない様にします。気持ちよく話してもらうのが大事ですからね。その代わり直すところはフィードバックで詳細に書くようにしています。」
大塚「Kim のフィードバックの丁寧さは MANABI.st 内でも有名ですからね。」
Kim「そういってもらえると本当にうれしい。でも本当に素晴らしい生徒ばかりで楽しんでいます。特に自分の伝えたいことが完全に理解してもらえたと分かった瞬間があるじゃない?」
大塚「はい。」
Kim「その時はいつもジーンと来ますね。」
大塚「分かる分かる! 人と Connect 出来たというなんとも言い表しがたい瞬間のことだね。一日中、幸せな気分になれるんですよね。」
Kim「そう!」
大塚「これからも学校の先生として、また MANABI.st の先生として頑張って下さいね! 応援しています!! 長い間ありがとうございました。」

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