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第 23 回 Jennifer Hale 先生インタビュー


一生、日本と関係を持っていきたいです!

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Osaka is a big ( ) industrial city but it's ( ), you know, I just I love standing at the ( ) of Dontonbori, you know, under the Glico sign and just looking up at that amazing ( ) of big, you know, ( ) ( ) signs it's a huge ( ) for me I love the energy there.

上の文章を完成させて解答を support@manabi.stまで送ってください。正解者先着 3 名さまに Jennifer 先生の無料レッスン 1 回をプレゼント! (締め切りは 1 月 31 日です。)

大塚「久しぶり!」
Jennifer「お久しぶりです。」
大塚「Jennifer が昨年作った会社の 新しいウェブサイト (www.japantoursandtravel.com) 見たよ! 格好いいじゃない! 自分で作ったの? (Jennifer は以前昨年まで サンフランシスコ にある日本専門の旅行代理店でマーケティング責任者として勤務していました)」
Jennifer「ありがとう! いいえ、友人に作ってもらいました。」
大塚「それにしても起業をするなんて思い切ったね!」
Jennifer「前の会社 GHA Travel を突然 Lay off され、いろいろと考えたんだ。そうしたら大学時代からの友人から『お前、やってみなよ。おれの知り合いで 4 組の夫婦が近々日本に旅行するといっていたからまず手始めにそれを企画してくれない?』といわれ、『よし! やってみよう!!』とはじめは軽い気持ちだったんですがどんどんハマってきています (笑)。」
大塚「分かる分かる! 私もやっているうちにどんどん楽しくなって来て、もうはじめて丸 3 年になってしまいました。」
Jennifer「3 年とはすごい! 大部分のビジネスは 1 年以内になくなるんでしょ。」
大塚「そうだね。まだこのビジネスで新たにやりたいことが沢山あるのですが、最近は焦らず、コツコツと頑張ろうと思っています。それではインタビューをはじめましょう。」
Jennifer「OK!」
大塚「まずは Jennifer が日本に興味を持ったいきさつを教えてください。」
Jennifer「小学校の時からずっとスペイン語を勉強していたのですが 12 歳の時母が『アルゼンチン行きの交換留学プログラムがあるから夏休みに行って来なさい』と突然言い出し、申し込みに行ったんですよ。そうしたらアルゼンチン行きはすでに満員でね (笑)。それで他の国はないかということになり、フィンランドと日本はまだ空があるというのですよ。」
大塚「フィンランドと日本? 面白い組み合わせだね。それで?」
Jennifer「母も私も両国の知識が全くなかったのですが、よくよく聞いてみると日本はあと一人で定員に達するということで。。。」
大塚「もしかしたらそれだけの理由で日本を選んだの (笑)?」
Jennifer「そう (笑)! 迷ったら人気があるほうを選ぶ。これ何にでも Apply する鉄則でしょ! でもその後日本にハマっていくことを考えると巡り合わせって怖いね (笑)!」
大塚「スペイン語はどうしちゃったの?」
Jennifer「スペイン語は日本に交換留学生としていくと決まった段階で終わりです (笑)!!」
大塚「やっぱり小さい頃って吸収も諦めも早いっていうことだね!」
Jennifer「そう! その通り!!」
大塚「それにしてもお母さんはすごい! 12 歳の子をいきなり全く知らない異国に送り出すなんて。。。お母さんは国際経験が豊かだったとか?」
Jennifer「いえいえ。母はそれまで一歩も アメリカ を出たことがありませんでした (笑)。」
大塚「え〜? そうしたらどうして??」
Jennifer「Good Question ね。それ、考えたこともなかった。う〜ん。。。どうしてかな〜。。。母は裕福な家庭に育ったわけではなく、大学もお金が続かなく中退したんだ。だからこそ、自分の子供には成長過程で出来る限り多くのことに触れさせたかったのではないかと思います。小さい時からサマーキャンプ・ドラマキャンプやバレーボール等あらゆることをさせられました。」
大塚「そこまでは分かりますが 12 歳の女の子を一人で海外に出すなんて信じられません。」
Jennifer「本当にそうね。今度聞いて見なければならないね。『普通おかしいよ!』って (笑) 。。。」
大塚「それで 12 歳の時に日本に来たの?」
Jennifer「いえいえ。まずはじめに日本から同じ年の女の子を受け入れました。まどかちゃんといって、本当にいい子でした。私の母も実の子供のように可愛がっていました。私がまどかちゃんの家にホームステイしたのは翌年の夏です。」
大塚「日本のどこにホームステイしたの?」
Jennifer「大阪の和泉町というところです。」
大塚「そうでしたか。それで日本 Experience はどうでした?」
Jennifer「I loved it! 新しい食べ物や文化に触れ、あれ程新鮮な思いをしたのは今も昔もなかったな〜。OKASAN って呼んでいるのですが、OKASAN は夏の間仕事を休み、私とまどかちゃんで関西や九州中を旅行しました。」
Jennifer Hale 先生
大塚「それは楽しそうだね! 何か印象に残っている出来事とかあります?」
Jennifer「あるある。あれは日本についてちょうど 2 週間経った頃だったかな。当時日本語は全然話せなく、ホストファミリーも英語があまり話せなかったからうまくコミュニケーションがとれなくて、ものすごいホームシックにかかっていたんだ。ちょうどその時、京都の大原という所のそば屋に入ってね。当時私はものすごい偏食家だったの。来日当初食べた牛丼がどうしてもまた食べたくてね。でも『牛丼』という言葉は知らないし、うまく説明が出来ない。」
大塚「何だか面白そうな話だね。」
Jennifer「うん! 牛丼は大好きだったんだけど親子丼は大嫌いでね (笑)。あの黄色い半熟卵がどうしても許せなかったんですよ。それで『牛丼でありますように!』と願いながら注文をしましてね。どんぶりなんで料理が運ばれてきた時ふたがしてあるでしょ。『牛丼でありますように! 牛丼でありますように!』と何度も念じながらふたと取ったら。。。」
大塚「OYAKO-DON だった?」
Jennifer「そう (笑)! あの時のショックといったら今でも忘れられません。本来だったら取り乱していたでしょうね。ただ、ホームステイの家族に迷惑をかけてはいけないという気持ちが働き、黙って全て食べました。」
大塚「偉い!」
Jennifer「この時が嫌な事があった時に取り乱さず、自分の感情をうまくコントロール出来た初めての体験だったんですよ。今思えば大したことではないことかもしれないが、13 歳の女の子にとっては大きなことでね。今でも大切な思い出です。」
大塚「いい話だね。お母さんの『成長過程で出来る限り多くのことをさせたかった』願いも実現したんだから素晴らしいと思います。」
Jennifer「そう。あと『牛丼』って言葉もこの事件のお陰でしっかりと覚えましたよ (笑)!」
大塚「なるほど (笑)。それで アメリカ に帰ってからは?」
Jennifer「もう日本の虜になってしまい、日本の話ばかりしていました。大学も東アジア学を迷わず専攻し、一生懸命日本語を勉強しました。」
大塚「そして大学卒業後 JET プログラムに応募するわけですね。」
Jennifer「そう!」
大塚「JET での思い出は?」
Jennifer「まず琴を習ったということかな。それも本格的にやりました。アメリカ で弾いていた他の楽器に比べ楽譜の読み方が全然違うんですね。うまく言えないんだけどいかにも日本的で、日本文化は本当に奥深いんだなと琴を通じても感じるんですよ。日本語も非常にチャレンジングな言語ですしね。小さな目標を立てていき、達成した時の達成感がたまらなくうれしかった。私は日本に来ると『頑張ろう!』という気持ちになるんですよ。よほど肌に合うんでしょうね。」
Jennifer Hale 先生
大塚「そう言ってもらえるとうれしいね! でも JET は 2 年で辞めてしまいましたね。どうしてもう一年延長しなかったんですか?」
Jennifer「そう来ると思った (笑)! やっぱり Teaching が自分の進むべき道だとはどうしても思えなかったの。何をしたいかは分からなかったのですが日本と アメリカ の橋渡しが出来ればと漠然と思っていました。」
大塚「そうでしたか。帰国してどうしたの?」
Jenniferビジネススクール に行きました。マーケティングに非常に興味を持っていましたので本格的に勉強してみようと思ったのともう少し何がやりたいのかを考えたかった。」
大塚MBA 時代にやりたいことは見つかったの?」
Jennifer「ちょうどその頃、ある本に出会いましてね。ジョージ・フィールズという人が書いた "From Bonsai to LEVIS" という本で日本で売れた・売れなかった アメリカ の商品比較やその理由などが書いてあり、『私、こういう仕事がしたい!!』って目から鱗状態でした。」
大塚「でも日本関係の仕事にはすぐには就きませんでしたね。」
Jennifer「なかなかそういう仕事がなくてね。2 つばかりの仕事に就き、ようやく 2002 年に日本専門の旅行代理店のマーケティング責任者になり、ツアープランをゼロから作成したり、年に数回日本に出張したり、日本とかかわる仕事に就いたのですが。。。」
大塚「でも辞めて今は自分ではじめたなんて素晴らしいことだと思いますよ!」
Jennifer「うん! ちょうど今月の終わりに出張で日本に行くんだ。楽しみ!! 今回の初ツアー絶対に成功させたいと思います!!」
大塚「旅行業という仕事をしていて、『やってて良かった!』と充実感を得る瞬間ってどんな時?」
Jennifer「やっぱり自分で探した日本の裏名所に案内し、お客様が感動してもらった時かな。なんともいえない充実感がみなぎります! ビジネスの観点からは人脈が少しずつ増えてきていろいろな人を巻き込みながら Make things happen する時かな。これ、Masa は分かるでしょ?」
大塚「もちろん! 私など頭が上がらない人が何人もいますよ。」
Jennifer「そうですよね。」
大塚「中長期の Jennifer の目標は?」
Jennifer「そうですね。まずこの会社を成功させたい! アメリカ人に日本の素晴らしさをもっともっと伝えたい。格安のツアーと豪華ツアー両方ともやりたいですね。また、日本にもオフィスを持ち、私の生まれ育った サンフランシスコ 向けのツアーを企画したい。サンフランシスコ 向けのいいツアーって日本ではないような気がします。」Jennifer Hale 先生
大塚「そうですね! その時は MANABI.st 通信で宣伝させていただきますよ!」
Jennifer「ありがとう!」
大塚「長期的には?」
Jennifer「これはあくまでも夢ですが自分の平和財団を作り、日本のみならず世界中の国々の素晴らしさを伝えていきたいですね。夢は広がるばかりですがまずは目の前のことに集中します!」
大塚「素晴らしいですね! 私も Jennifer を見習って頑張ります!!」
Jennifer「ありがとう。」
大塚「最後にこれを読んでいる皆様にメッセージをお願いします。」
Jennifer「皆様とお話できるのを楽しみにしています! 私のバックグラウンドやレッスン等について質問などがございましたらいつでも伝言板にメッセージを入れてくださいね! 頑張りましょう!」
大塚「長い間ありがとうございました!」

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