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第 5 回 Cathy M Vu 先生インタビュー


サブちゃん最高!?

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…. and think of English as being, you know, being an experience like playing sports. When you really learn how to get good at it, you'll ( ) ( ) ( ) ( ), you'll never ( ) ( ) ( ).

上の文章を完成させて解答を support@manabi.st まで送ってください。正解者先着 3 名さまに Cathy 先生の無料レッスン 1 回をプレゼント! (締め切りは 7 月末日です。)

Cathy「Hello?」
大塚「Cathy! Genki??」
Cathy「うん。Genki!!」
大塚「本当にいつも早起きだね(Cathyはいつも朝5時に起床するようです)。何でそんなに朝早く起きるの?」
Cathy「私が住んでいる サンフランシスコ から車で 45 分南にある Faremont という都市は朝 6 時から大渋滞するんだ。だから毎日 5 時半から 6 時には出社するようにしています!」
大塚「本当にすごいね。朝 6 時といえば日本時間午後 10 時ごろ。会社でレッスンをしているの?」
Cathy「うん。結構そうなることが多いみたい。その時間は会社に誰もいないから気兼ねなくレッスンができるんだ。」
大塚サンフランシスコ 近辺以外は住んだことがないの?」
Cathyサンフランシスコ 大好き! あらゆる人種の人と出会えるし、料理もおいしいし、気候もすばらしい! 米国ではここ以外は考えられません (笑)!!」
大塚「実は私は一昔 7 年間も ロサンゼルス に住んでいたのですよ。サンフランシスコ の人間は LA の人間を敵対視しますよね。いってみれば関西人が関東の人を毛嫌いするのと同じように。。。」
Cathy「私は Masa を敵対視しませんよ (笑)! 一般的にはそうですけど私は LA にも友達が一杯います!!」Cathy M Vu 先生
大塚「安心しました。それではインタビューを始めましょう。本来この企画は新しい先生を中心に特集するのですがある生徒の方が Cathy の大ファンで次は是非 Cathy 先生を取り上げて欲しいといったので Cathy を取り上げることにしました。」
Cathy「HONTOU。。。Ureshii (日本語で)!! ありがとうとお伝え下さい!!」
大塚「OK! 伝えておきます。さて、一番初めに日本に興味を持ったきっかけを教えてください。」
Cathy「小さい頃から日本文化についてすごい興味を持っていたの。相撲、着物、合気道、空手大好きです。それで UC バークレー大学在学中に奨学金を得て半年間、明治学院大学に留学したのが初めての来日でした。」
大塚「日本に来て一番驚いたことは?」
Cathy「地下鉄があまりにも効率的でびっくりしました。あと、電車の混み具合ですね。あれは Crazy です (笑)!」
大塚「日本の電車ラッシュはすごいですよね。」
Cathy「一回こんなことがあったのですよ。混雑した電車の中で少し太った人が私の前に立っていたのですが、自分の足で立つのを止めて私に寄りかかってきたのですよ。ここまではよくある話ですがその後、いきなりそのまま倒れかけてきて私の膝の上にちょこんと座ったのですよ (笑)。」
大塚「えっ? どういうこと?? Cathy も立っていなかったの?」
Cathy「立っていたのだけどそのまま倒れかけてきたので私も倒れて中座の姿勢になった所、見事私の膝の上に彼が着地しました (笑)。」
大塚「何だか意味が分からないですね。どうして??」
Cathy「本当になんで分からないです。友人曰く彼は酔っていたとのことですが私にはそうは見えませんでした。ちょっとした不思議な体験でした (笑)。」
大塚「明治学院大学はいかがでしたか?」
Cathy「授業が全て英語で行われたのでもっともっと日本にドップリはまりたいという願望が強くなりましたね。そこで半年が経った段階で何とか日本にもう少し残れないかと別のプログラムに応募し何とか合格。もう 1 ヶ月残ることができました。」
大塚「それはどういうプログラムだったのですか?」
Cathy「金沢で行われた Japan Tent (http://www.japantent.com/) というプログラムだったのですが世界中から若者が集まり、国際交流をするという一大イベントで 200 人くらい参加していたかな。英語が通じない環境で、自分の日本語の語学力不足と世界中の人々と触れ、『世界は広いんだ!』と実感しました。そこで絶対にもう一度日本に戻って日本語及び日本文化を勉強しようと硬く決心しました。」
大塚「大学に入る前から『将来はこれがやりたい!』という目標はあったのですか?」
Cathy「全然な〜い! 私は全てをやりたかった。弁護士、政治家、詩人等! 今でも恥ずかしながら何がやりたいのか分かりません (笑)!」
大塚「みんなそうだと思いますよ! 私も未だに探しています!! UC バークレー卒業と同時に JET に応募したわけですね。」
Cathy「そうです。何とか合格し、配属希望として第一希望は横浜、第二希望は静岡を出したんですよ。」
大塚「結局は静岡に配属されましたね。静岡はいかがでしたか?」
Cathy「富士山最高! また、私はスポーツ観戦が大好きでサッカーだったら清水エスパルス、また野球も良く見に行きました。日本のスポーツ観戦って観客が一体になって応援するじゃない? ああいうのはアメリカにはなく本当に楽しいです。」
大塚「好きな日本人選手はいますか?」
Cathy「ちょっとミーハーだけど中田とイチローです! 本当に彼らの挑戦と実力を Respect しています。」
大塚「JET では何校くらい受け持ったのですか?」
Cathy「それが何と中学校 12 校、小学校 11 校、幼稚園 4 校も受け持っていたのですよ。」
大塚「えー。ちょっとそれは多すぎない?」
Cathy「多すぎます! 私は 1 校か 2 校でじっくりと教えたかったの。帰るたびに生徒に『え〜、もう帰っちゃうの? 私たちが嫌いなの?』なんていわれたこともあり本当に心が痛みました。」
大塚「JET は一年で辞めましたよね。」
Cathy「そうです。結局一つの所に落ち着きたくて辞めました。辞める直前、静岡北高校に国際コミュニケーション科を設立する話がありましてそこのカリキュラムを作成する仕事にスカウトされました。実際に教えることもできたし、楽しかったな! 日本の生活にもすっかり溶け込み、あのまま何もなかったら今でも日本にいただろうな〜。」
  Cathy M Vu 先生
大塚「何があったんですか?」
Cathy「母がある日突然、『あなたを力ずくでも連れて帰る』といきこんで来日したんですよ。2 年間私がいなくて本当に寂しかったらしく、もうしばらく日本にいるようなことを言ったらすっ飛んできまして。荷物の一部を持って帰るといって大きなスーツケースを持ってきました。」
大塚「すごい話ですね。それで一部荷物を持って帰られてしぶしぶ帰ったの?」
Cathy「とんでもない。母はショッピングに連れて行けといって大量に洋服を買い込み、持ってきたスーツケースが一杯になってしまい私のスーツケースまで持って帰ってしまいました (笑)。何しにきたんでしょうね?」
大塚「面白いお母さんですね (笑)! でもそれをきっかけに帰ったの?」
Cathy「そう。やっぱり考えさせられましたね。これ以上母に心配かけたくなかったからね。」
大塚「帰国後は?」
Cathy「とにかく数ヶ月休みたかった。2 年もアメリカから離れていたからアメリカ生活に再びアジャストしなければいけなかったしね。また、これから何がやりたいか考えたかったしね。」
大塚「その数ヶ月間、何をやっていたの?」
Cathy「日本人の友達が遊びに来て数ヶ月間一緒に旅行をしていました。」
大塚「その後は?」
Cathy「芸能事務所の社長をしている友人がスカウトの手伝いをしてくれないかと頼まれまして。。。とにかくやってみようと思い、やりました。朝から晩までタレントの卵の面接をしていました。」
大塚「おもしろい! 役者志望が多かったの?」
Cathy「いえいえ。CM、モデル、TV 役者、映画役者全てですよ。」
大塚「通りすがりのポテンシャルのありそうな人にも声をかけていたの?」
Cathy「もちろん声をかけましたよ! あの頃は自分でも信じられないくらい積極的でした。」
大塚「へぇ〜。すごいね。どれ位続けたの?」
Cathy「1 年間。これは違うと思いながらやっていましたから。」
大塚「その後は?」
Cathy「ちょうどその頃、スノーボードにはまっていまして、1 シーズンだけスキーのリゾートで働こうと思ってあるスキーリゾートに駆け込んで何でもいいからここで働かせて欲しいといいました。」
大塚「ちょっと待って (笑)。Cathy は日本では東大・京大以上に入るのに難しい UC バークレー大学を卒業したんだよね。それがスキーリゾートで『何でもいいから働きたい』というのは本当におかしいよ! そんなことを卒業後にした東大生なんて聞いたことがない (笑)。」
Cathy「ほんの数ヶ月だけの予定だったのよ (笑)! やっぱり人生楽しみたいじゃない!」
大塚「そうだね。それでスキーリゾートで働いたの?」
Cathy「それがちょうどその頃 カリフォルニア州 最大の電力会社 Pacific Gas & Electric という会社の面接を受けましてその時面接官だった今の上司が本当にすばらしい人で『この人と一緒に働きたい』と思い、ここで働こうと即決しました。」
大塚「今は何をやっているの?」
Cathy「社員教育です。社員の動機付けをしたり、社内マニュアルを作ったりする仕事で非常にエンジョイしています。」
大塚「Cathy は人を勇気付けたりモチベーションを与えたりするのが好きなんですね。」
Cathy「そう、それです!!」
  《ここからは日本語で会話》
大塚「ちょっと話はそれますが、Cathy は日本語が本当にうまいね (実は会話の端々で日本語を使っていました)。今まで話した先生の中でもピカイチだよ。日本語はどうやって覚えたの?」
Cathy「私、日本のテレビが大好きだったの! 滝沢秀明と松島菜々子が出ていた『魔女の条件』最高でした! あと V6 の『学校へ行こう』も好きでした。家にいるときはずっとテレビはつけっ放し。それで日本語をいつの間にかマスターしていました。特に Listening は大丈夫。Speaking は最近単語が出てきませんが。。。」
大塚「すごいね! ドラマやバラエティー以外に好きだったのは?」
Cathy「アニメ!」
大塚「アニメは特に何がお気に入りだったの?」
Cathy「ドラえもん! それと日本の演歌はスゴイ! 演歌はかっこいい! 誰だったかな。特に好きだった歌手は。。。」
大塚「(大爆笑) 北島三郎?」
Cathy「そう! Saburo Kitajima!! 彼は信じられないくらい歌がうまい。」
大塚「参りました (笑)。かなり日本通だね。演歌が好きな外国人なんて聞いたことがありません。」
Cathy「日本のテレビ、恋しいな〜。」
大塚「今度ビデオで送ろうか?『学校に行こう』は確かまだやっていますよ。」
Cathy「うれしい! お願いします!!」
  《日本語タイム終了》
大塚「さて、これは今までインタビューをしました全先生に聞いていますが Cathy の目から見たどうして日本人は英語、特に英会話の苦手意識が強烈だとお考えですか?」
Cathy「第一点は日本語と英語のイントネーション、発音するときの舌の動かし方が全く違うということ。第 2 点は一般的に英語を母国語とする外国人が他のアジアの国々に旅をするとき、ほとんどの国は外国人を受け入れますが日本だけは外国人が日本文化を受け入れなければいけないという不思議な国であること。第 3 は日本の英語テスト自体に面接が入っていない為に会話をやる必要がないこと。この 3 つかな。」
大塚「一気に出てきましたね。そんな中、どうやったら英語コミュニケーションスキルを短時間で向上させるにはどうすれば良いのですか?」
Cathy「とにかく英語漬けになって下さい。」
大塚「英語漬け?」
Cathy「テレビ・ラジオ・音楽、何でもいいので英語を聞く。何を言っているのか分からなくてもいいのでまずスピードになれること。スピードになれたら次に単語や表現を少しずつでいいので拾っていくこと。スピードさえ慣れれば必ず少しずつ拾えるようになります。」
大塚「単語が分からないときの辞書とかは?」
Cathy「英語を日本語に直してはダメです。辞書を引くなら英英辞典で引いてください。折角耳が慣れたのにいちいち日本語に直していてはスピードについていけなくなります。」
大塚「これは Cathy が日本語を学んだ時のようですね。テレビばっかり見ていたんでしょ。」
Cathy「そうです。私はこれで日本語を話せるようになりました。何しろ日本のトレンディードラマは面白すぎ!! 楽しみながら日本語を学びました。皆様はこれで英語を話せるようになってください!」
大塚「いいアドバイスですね。最後に生徒の皆様に一言お願いします。」
Cathy「どんな言語でも学ぶのは難しいです。楽しまなければいけない。スポーツなんてのめり込んでしまえばどんどんうまくなっていくじゃない? 面白い英語ドラマでもいいし、何でもいいので楽しめるものを探してください! Keep on trying & GAMBATTE!」
大塚「本日はありがとうございました! また話しましょう!!」

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